フェアレディZ432を駆った「黒い稲妻」こと桑島正美さんも遊びにくるという「遊び場」
【クルマ好きが集まるみんなの遊び場ガレージ】 しかし、長年乗ってきたロータス・エランからS30フェアレディZに乗り換えたころに、壁を取り払って、大きな空間を確保。それ以降、友人が友人を呼ぶ形で多くの人が訪れ、クルマ談議をしたり、パーティーをしたりと「ガレージ遊び」の仲間が増えていった。 【画像21枚】ガレージの一部は「桑島正美記念館」のようになっている。ガレージの楽しい雰囲気を作り出しているのも、やはり家主であるオーナーの人柄だ。壁面の棚には桑島さんのトロフィーや優勝カップ、盾などがズラッと並ぶ。これでも一部にすぎない所からも桑島さんのすごさが分かる それだけでなく、ガレージ前を気になるクルマが通ったときは、その帰り道に声をかけてお茶をふるまい仲良くなった、などということも恒例になっているという。 ガレージに集まるのはそれだけではない。「黒い稲妻」こと桑島正美さんも頻繁に遊びに来る仲なのだ。鈴鹿でのイベント前後にも、よくこのガレージに立ち寄るという。さらに、最近桑島さんとレース活動をしている、クレイジーケンバンドの横山剣さんも遊びに来たことがあるそうだ。 また、記念の品にまったく執着しない性格の桑島さんは、レースで獲得したトロフィーや盾、メダルといった品々(の中で残っていたもの)を、オーナーに預けるようになり、今ではガレージの一角が桑島正美記念館のようなたたずまいとなっているほどだ。 これほど多くの人たちが集まってくるのも、中にいるだけで楽しくなってしまうガレージの雰囲気を作り出しているのも、やはり家主であるオーナーの人柄だろう。 初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部