43歳の元祖スーパーモデル、多忙な20代で経験した「重度の鬱とパニック発作」を克服した方法について語る
20代初期と言えば、普通は自由で楽しく、いろいろと探検できる年代。が、ジゼル・ブンチェンにとっては「人生最悪の時期の一つ」だったと、最近TVのトーク番組『The View』で語った。その理由は、彼女が「重度の」パニック発作と鬱に苦しんでいたからで、新人モデルとして活動していた当時、まるでハムスターのように走り続けるハードなライフスタイルに原因があるとは考えもしなかったと説明した。1年半あまり苦しんだ末、自然療法医が彼女の食生活や運動、睡眠スケジュールを変えるよう提案したという。 【写真】多忙ストレスで毎日飲酒&喫煙…でもランウェイではトップモデルとしての輝きを放つ! 20代のジゼル・ブンチェンが魅せた、輝かしいランウェイアルバム 『The View』でジゼルは、「私はあまり(自分のライフスタイルに)注意していなかったし、原因を突き止めようともしなかった。だから、(病気が)自分のライフスタイルと関係があって、食事が重要だなんて考えてもいなかった」と振り返った。 14歳でブラジルの親元を離れたジゼルは当時、常に仕事で旅していた。生活が変わったことがメンタルヘルスに影響を及ぼしたのかとジョイがたずねると、「実際には楽しんでいたわ。自立した気がした。日本に住んでから15歳の時にニューヨークに引っ越した。でも、素晴らしい生活だと思っていたし、仕事があることにとても感謝していたわ」と彼女。 が、どんなにワクワクする生活でも、多忙なサイクルのせいで体に有害な習慣が身についた。 「自然療法医に『毎日、飲酒や喫煙、コーヒーを飲んでいる』と言ったら、『今すぐやめなさい。あなたは寝ていないじゃないか。常に異なるタイムゾーンにいるし、ひどい食生活だ』と言われたわ」 ジゼルはあまりに多忙だったため、便利で手に入れやすいものを食べていた。「私はスーパーマーケットにあるものなら、何だって食べていいと思うタイプだった。とにかく私に食べさせてと」。食べるものは大抵、パック入りのジャンクフードだったという。 彼女の自然療法医はもっとバランスの取れた食生活をし、毎日8時間睡眠を取り、毎日運動するよう勧めた。「この3つをやれば、気分が良くなるはずだと」。そして1年半実践すると、「全てが変わった」。「私は全く別人になって、瞑想やヨガ、呼吸法をやり始めた」。 それから20年以上経ち、料理本『Nourish』を出版するまでになった彼女は、他の人が自分のような混乱を起こさないよう助けたいと言う。「食を薬にしましょう」と彼女。本には心と体に力を与えるシンプルなレシピがいっぱいだ。 個人差はあるが、もし落ち込んでいて、ライフスタイルを少し変えることでメリットがあるかもしれないと思ったら、医師に相談してみよう。あなたが最高の気分になるために変える必要があることについて、的確なアドバイスしてくれるはずだ。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。