諸費用を着服「ギャンブルに使った」堺市上下水道局の委託業者、従業員を懲戒解雇 約200万円を着服か
諸費用を着服して「ギャンブルに使っていた」などとして、大阪府堺市上下水道局の委託業者が男性従業員を懲戒解雇しました。 堺市によりますと、上下水道局が業務委託をしているヴェオリア・ジェネッツ社の元男性従業員(30代)は、建物の新築工事などで市の上水道に加入する際に施主が市に支払う「加入金」などを着服していたということです。 先月17日に、加入金などを管理する帳簿と市のシステムに食い違いがあったことで発覚し、市などが調べた結果、去年12月から先月中旬までに210万円あまりを着服していたということです。 元従業員は、市などのヒアリングに対し「仕事のストレスを発散するため、ギャンブルの資金として着服した」などと話しているということで、ヴェオリア社はこの従業員を先月23日付けで懲戒解雇しました。 同社では2017年にも、別の元従業員が着服した事例があったということで、ヴェオリア社は「チェック体制ができていなかった」としています。