【MLB】ジャイアンツが延長戦を制して貯金1 10回表に一挙4点を勝ち越し プレーオフ圏内と3ゲーム差
【ジャイアンツ9-5ナショナルズ】延長10回@ナショナルズ・パーク
日本時間8月9日、ジャイアンツは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ4連戦の最終戦を迎え、クローザーのカミロ・ドバルが3点のリードを守れなかったものの、延長戦の末に9対5で勝利。4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を1とした。ジャイアンツ6番手のドバルは9回裏二死1・2塁からルイス・ガルシアJr.に同点3ランを浴びたが、打線に助けられて4勝目(1敗)をマーク。ナショナルズ6番手のロベルト・ガルシアは味方の守備のミスもあって4点を失い(自責点は0)、4敗目(2勝)を喫した。 【MLB】ジャイアンツのマイケル・コンフォートが2点タイムリーを放つ 1回表にジェラール・エンカーナシオンの押し出し四球で1点を先制したジャイアンツは、その裏にキーバート・ルイーズのタイムリーで追いつかれたものの、3回表にマイク・ヤストレムスキーのタイムリー二塁打で勝ち越し。5回裏にCJ・エイブラムスの犠飛で再び追いつかれたが、9回表に二死満塁のチャンスを迎え、マーク・キャナのタイムリー二塁打で相手のミスが重なって3点を勝ち越した。ところが、クローザーのドバルが大誤算。2つの四球で二死1・2塁のピンチを招くと、ガルシアJr.に14号同点3ランを浴び、試合は5対5の同点で延長戦に突入した。 10回表のジャイアンツは無死1・3塁からブレット・ワイズリーのバント安打で1点を勝ち越し。そこから二死満塁となり、マイケル・コンフォートとマット・チャップマンの連続タイムリーで3点を追加した。4点リードとなった10回裏は7番手のテイラー・ロジャースが三者凡退に抑え、9対5で試合終了。47勝50敗の借金3で前半戦を終えたジャイアンツだが、後半戦は20試合で12勝8敗、特に8月に入ってからは7試合で5勝2敗と調子を上げており、5月末に29勝28敗だったとき以来の貯金1となった。ワイルドカード3位のメッツとは3ゲーム差であり、まだプレーオフ進出の可能性を十分に残している。