謝罪のプロ 派手な青ワンピース着て選挙活動したPR会社社長酷評「こんな華やかな黒子は見たことない」
ブランディング戦略家で政策秘書の経験を持ち、“謝罪会見のプロ”としても知られる鈴鹿久美子氏が26日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。兵庫県知事選を巡り公職選挙法違反の「運動買収」疑惑が指摘されている斎藤元彦知事(47)について言及した。 知事選で斎藤氏を支援したPR会社社長が、文章や写真などを公開するサービス「note」上で、同氏の選挙戦でSNS戦略を提案。「広報全般を任された」などとつづった。公選法では、選挙活動で報酬を支払える対象は事務員や車上運動員、手話通訳者らに限定されている。斎藤氏は25日、全国知事会後に記者団に対し「私としては、公職選挙法に違反する可能性はないと認識しています」と疑いを否定。PR社長が行っていた選挙動画のライブ配信について、斎藤氏は「個人参加のボランティア」と認識を示した。PR会社へは「製作費として70万円ほど支払っています」と述べ、斎藤氏の弁護士はポスター等の作成など5名目を依頼したとしている。 今回の選挙期間中にPR会社社長が選挙カーの上に乗ってSNS用の動画を撮影していた。この様子を現地で確認したという鈴鹿氏は「ブルーのきれいなワンピースを着て撮影してらっしゃった。他の場面でも姿がちらちら見えた。こんなに目立つ、華やかな黒子さんは見たことがないなと思って拝見していました」と酷評した。 さらに「黒子は表に出ないのが黒子ですから。議員秘書って絶対に前に出ませんよね。私も政策秘書をしていたので、絶対に言っちゃいけないこともある。見聞きしても扉の外に持っていくなというのがルールですから。これを見ていろんな場面で驚きました。華やかな黒子さんだなというのが実感でした」と感想を語った。