落語家の桂ざこばさん死去 テレビやラジオでも活躍
上方落語を代表する落語家の桂ざこばさんが、ぜんそくのため6月12日、大阪府内の自宅で亡くなりました。 76歳でした。 【動画】落語家の桂ざこばさん死去
大阪市出身の桂ざこばさんは1963年に落語家・桂朝丸として後に人間国宝となる桂米朝さんに入門しました。 1988年に二代目・桂ざこばを襲名。 1992年と2003年に上方お笑い大賞を受賞するなど上方落語の振興に尽力しました。 テレビやラジオで活躍する傍ら、阪神淡路大震災の際には被災者を勇気づけようと、当時の桂三枝さんと共に被災地で「ひょうご寄席」を開いて自ら高座にあがり、笑いによる心のケアに努めました。 所属事務所によりますと、ざこばさんは6月12日午前3時過ぎ、ぜんそくのため大阪府内の自宅で息を引き取ったということです。 76歳でした。 葬儀は家族のみで執り行われ、後日お別れの会を予定しているということです。