「次の道を発明しよう」 トヨタグループが進むべきモノづくりへの考え方を示したビジョンを発表
トヨタ自動車の豊田章男会長は、相次ぐグループ会社の不正について陳謝し、グループの責任者として変革に取り組むとともにグループが進むべきモノづくりへの考え方を示したビジョンを発表しました。 30日、トヨタ自動車の豊田章男会長は、豊田佐吉が自動織機の研究開発をするため工場を設立したトヨタグループ発祥の地であるトヨタ産業技術記念館で、グループが進むべき方向を示したビジョンの説明会を行いました。 掲げたビジョンは「次の道を発明しよう」で、トヨタグループの原点は「多くの人を幸せにするためにもっといいモノをつくること」すなわち「発明」にあるとして発明の心と向き合い、誰かを思い技を磨き、正しいモノづくりを重ねて、未来に必要とされるトヨタグループになるというメッセージが込められているということです。 30日にトヨタグループ17社の会長、社長、現場のリーダーに示し、誓いあったとしています。
また、説明会では日野自動車やダイハツ、豊田自動織機の相次ぐ不正について陳謝しました。 そのうえで、豊田章男会長はトヨタグループの責任者として企業風土の改革など自らがグループの変革に取り組むとことを強調しました。
