町田のサポーターが埋めた国立のスタンド （C）FCMZ

　J1リーグ第8節が4月13日、国立競技場（新宿区）で行われ、FC町田ゼルビアはヴィッセル神戸に1対2で敗れた。（相模原町田経済新聞） 　J1初昇格で首位の町田と昨シーズン覇者の神戸との注目の一戦。入場者数は、町田のホームゲーム最多記録を更新する3万9080人。 　町田はU-23日本代表に選ばれた藤尾翔太選手と平河悠選手がメンバーから外れ、ケガから復帰したバスケス バイロン選手とナ サンホ選手が入った。 　試合は、強度の高い展開。町田はJ1初先発の福井光輝選手のファインセーブで神戸のチャンスを潰すも、武藤嘉紀選手のシュートなどで神戸が2点リード。 　後半のアディショナルタイム、パワープレーからドレシェヴィッチ選手がゴールを決め、町田が一矢を報いた。 　試合前には町田市出身でロックバンド「TUBE」のギタリスト、春畑道哉さんがJリーグ公式テーマ曲「J’S THEME（Jのテーマ）」を生演奏。春畑さんが国立で同曲を演奏するのは、Jリーグ開幕戦セレモニー以来31年ぶり。 　仕事がなければ町田のホームゲームを観戦しているという春畑さん。「念願のJ1に上がれただけで、やったという感じでした。厳しい話では、1年でJ2に戻ってくるみたいなこともあったので、なんとかとどまってほしいという思いでした。なんといま、すごい快進撃だなと思っています。今日はちょっと負けてしまいましたが、毎節結果を見てワクワクしています」と笑顔で話す。 　町田の次のホームゲームは5月3日、町田GIONスタジアムで柏レイソルと対戦する。