最後の“松坂世代” 22年のプロ野球生活に終止符 福岡ソフトバンクホークス和田毅投手電撃引退【福岡発】
福岡に住み続けられたら
「どっか行け、と言われればしょうがないですけど、18年福岡に住まわせてもらって、福岡が大好きです。自分にとっては人生で一番住んでいるところ。ほとんど故郷といっても過言ではないところ。福岡で住み続けられたらなと思っています」 会見の最後に選手会長の周東右京選手から花束を受け取った和田投手。ただ、和田投手を労おうと駆けつけたのは、周東選手だけではなかった。 「なんで?嘘やろ?」と驚く和田投手に東浜直投手や又吉克樹投手、有原航平投手らチームメートが続々とサプライズで登場。総勢11人が会見に華を添えた。そのなかの1人、明石健志コーチは、ダイエーホークス時代の懐かしいユニホームで登場。最後の”ダイエー戦士”となった和田投手を称えた。 そしてドームの外には、引退を知り、駆け付けたたくさんのファンの姿が見られた。「22年間、お疲れ様でした」と声をかけるファンの1人1人に最後まで丁寧に対応する和田投手。その姿には自らが大切にしてきたプロ野球選手としての信念が表れていた。 「松坂世代」最後のプロ野球選手、和田投手。静かにユニホームを脱ぐ。 (テレビ西日本)
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