内藤耀悠(18)U22枠選手契約 スペイン留学を糧に成長誓う レバンガ北海道
レバンガ北海道は7月17日、公式練習会場のカミニシヴィレッジで、高卒1年目・内藤耀悠選手(18)の契約会見を行いました。 内藤選手の契約は、今シーズンからB.LEAGUEが新設した「U22枠」での契約です。 U22枠とは、自クラブのユース出身の18歳から19歳までの選手が対象となるプロ契約で、最低でも3シーズンの契約が保証されます。 内藤選手はレバンガのU15からU18を経て2024年3月に高校を卒業。 チームを毎年クラブユースの日本一に導いたほか、年代別日本代表にも選出されています。 会見に同席した桜井良太GMは、「内藤選手は外国籍に負けないフィジカルと戦術理解力の高さが持ち味。レバンガの選手育成のモデルケースとして飛躍を期待したいし、将来的には日本代表に選ばれるプレーヤーへと成長してほしい」とエールを送りました。 また、内藤選手は2024年2月末から4月までスペインで単身バスケ留学を経験。 バスケ先進国でドリブルなどのボールハンドリングを徹底的に練習してきたといいます。 内藤選手は「自分がどうやってチームに貢献するかは、コートの上で証明しなければならない。まずはそのために1分1秒でも長くコートに立てるよう、信頼を勝ち取りたい」と、プロバスケットボーラーとしての第一歩に決意を新たにしていました。 【内藤耀悠(ないとう・てるちか)】 背番号:18 ポジション:SF 身長/体重:191cm / 95kg 生年月日:2006年1月11日 出身地:札幌市 また、レバンガはこの日、昨シーズンキャプテンを務めた同期コンビ・寺園脩斗選手と関野剛平選手の契約会見も行いました。 (寺園脩斗選手)「オフシーズンは2日間だけ休んで、ずっとトレーニングをしていました」 昨季オフに続き、今年もアメリカに武者修行に行っていたという寺園選手。 NBAでかつて名ガードとして活躍したラジョン・ロンドの指導のもと、味方にパスを出す際の空間の使い方を学んだといいます。 また、練習の合間にはMLBドジャースの試合を観戦したとい寺園選手。 「大谷選手が登場するときに一番球場が盛り上がっていた。世界で戦う日本人の姿はとても刺激になったし、僕自身もより一層バスケットボールに真摯に向き合っていきたいです」と語っていました。 (関野剛平選手)「勝ちにこだわるシーズンを」 昨シーズン渋谷から5シーズンぶりに古巣・北海道に復帰した関野選手。 「戻ってきたばかりということもあり、昨シーズン序盤は遠慮してしまったり迷ったりしてしまうことが多かった。今シーズンは小野寺HCや多くのチームメイトが残り、チームの進むべき方向はわかっている。個人的にもチームでも勝ちにこだわっていけるシーズンを送りたい」と語りました。 また、先週は地元の湧別町に帰省したという関野選手。 (関野剛平選手)「湧別の方たちがものすごい歓迎してくれて、一緒に行った折茂さん(折茂武彦代表)も感動してくれました。ホタテだけでなく、7年ぶりに漁が再開されたホッカイシマエビもたらふく食べてきました」 地元の応援を背に、古巣復帰2年目はフル回転を誓っています。