チェルシーがパリ五輪でも注目のアメリカ代表SBを獲得!今夏5人目の新戦力に
左SBのレギュラー争いに食い込めるか
チェルシーは現地7月22日、MLSのアトランタ・ユナイテッドからアメリカ代表DFケイレブ・ワイリーを獲得したと発表した。契約期間は2030年6月30日までの6年契約で、1年間のオプションがついている。イギリス『スカイ・スポーツ』によると移籍金は850万ポンド(約17億円)になるようだ。 【PHOTO】イングランドを下してEURO2024制覇!歓喜に沸く“無敵艦隊”スペイン代表を特集! 現在19歳のワイリーは左サイドバックを主戦場とし、サイドハーフ、ウイングまでこなせる左サイドのスペシャリスト。 11歳でアトランタ・ユナイテッドのアカデミーに入団し、22年1月に17歳でトップチームにデビュー。シーズン途中に左SBのレギュラーを掴むと、23年シーズン以降は不動の地位を確立し、左サイドのさまざまなポジションを遜色なくこなしている。 23年10月には18歳でアメリカ代表にデビュー。今夏のパリ・オリンピックのメンバーにも選出され、大舞台での活躍も期待されるアメリカのホープだ。 昨シーズンのチェルシーは、マルク・ククレジャやベン・チルウェルが幾度も怪我で離脱し、本職ではないCBのリーバイ・コルウィルがプレーするなど、左SBは大きなアキレス腱だった。新加入のワイリーは、果たして1年目からレギュラー争いに絡むことができるだろうか。 ちなみにワイリーの獲得によって、チェルシーの今夏の新戦力は6人目。今後もセンターフォワードなどの補強が予想されるだけに、今夏の移籍市場でも、まだまだチェルシーから目が離せなそうだ。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部