マイアミ・オープン

ベスト8進出を果たしたキャロライン・ガルシア[画像/ゲッティイメージズ]

女子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）は25日、シングルス4回戦が行われ、第23シードのC・ガルシア（フランス）が第3シードのC・ガウフ（アメリカ）を6-3，1-6，6-2のフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。 【シフィオンテクらマイアミOP組合せ】 世界ランク27位のガルシアは3回戦で世界ランク229位の大坂なおみを7-6 (7-4), 7-5のストレートで破り、16強入り。一方のガウフは同84位のO・ドダン（フランス）を下して4回戦に駒を進めた。 この試合の第1セット、ガルシアはファーストサービスが入る確率が71パーセントを記録。安定したサービスゲームを展開しガウフにブレークポイントを与えないプレーで先行する。 第2セットは勢いを取り戻したガウフからリターンゲームでわずか1ポイントしか取れず大苦戦。サービスゲームでは2度のブレークを許しセットカウント1－1に追いつかれた。 それでもファイナルセットではファーストサービスが入る確率が54パーセントと低下したガウフに対し、ガルシアは2度のブレークに成功。自身は4度のブレークポイントを与えたもののこれをすべて凌ぎ切り、1時間43分で勝利した。 ガルシアは準々決勝で第19シードのS・シルステア（ルーマニア）と世界ランク53位のD・コリンズ（アメリカ）のどちらかと対戦する。 同日には第4シードのE・ルバキナ（カザフスタン）、第8シードのM・サッカリ（ギリシャ）第27シードのV・アザレンカらが8強へ駒を進めている。