南陽市の桜の名所烏帽子山八幡宮では巨大なしめ縄の掛け替え作業が行われました。 　大人13人がかりで担いで運び込まれているのは長さ11メートルほどの巨大なしめ縄です。 　南陽市の烏帽子山八幡宮では、およそ120年前に大鳥居が建立されて以来、毎年4月18日にしめ縄の掛け替えを行っています。 　きょうは保存会のメンバーが高さおよそ11メートルの大鳥居にまたがって重さ300キロのしめ縄を手際よく交換しました。 　鳥居のある烏帽子山公園は「さくら名所100選」にも認定されていてきょうは桜吹雪の中地元の小学生や観光客らが伝統の作業を見守りました。 「高いところでの作業ですごいと思った。受け継がれている作業、いま見れるのはすごい」 【新山佳弘禰宜】 「春の芽吹きを感じながら新しいしめ縄をくぐって参拝していただくことで気持ちのいい一年が始まると思う」 　烏帽子山公園では5月6日まで鳥居や桜のライトアップが行われます。