熊本大学と台湾の陽明交通大学は28日、半導体分野に特化した交流協定を結びました。今後、共同での人材育成や研究室の設置などを目指す予定です。 熊本大学で行われた調印式には、熊本大学の小川久雄学長と台湾の陽明交通大学の林奇宏学長が出席し、協定書にサインしました。熊本大学と陽明交通大学は去年、交流協定を結んでいますが、半導体分野にテーマを絞った協定を結ぶことになったものです。

熊本大学 小川久雄学長

■熊本大学 小川久雄学長 「熊本大学と陽明交通大学には、特に半導体分野での人材育成と研究に中心的役割を果たすことが強く求められている」

陽明交通大学 林奇宏学長

■陽明交通大学 林奇宏学長 「熊本大学は、先端材料や生物医学を含む様々な学問分野に置いて卓越した大学として知られる。本日の調印で、両大学の研究者、 共同教育プログラム、革新的発見への効果的な関係が深まりました」 今後、ふたつの大学の間で学生が単位を取れるようにしたり、陽明交通大学に熊本大学の研究室を設けたりすることなどを検討するということです。