民進大塚代表が党大会後に会見(全文1)民進単独で、3党結集でという声ある
民進だけで党勢拡大するのか、立憲や希望と再結集すべきななのかの声
ニコニコ動画:ニコニコ動画の七尾と申します。よろしくお願いします。今日の大会は地方の議員を全面に立てて、あまりないことで非常に新鮮だったんですが、今の質問と関連して、地方議員と地方組織の声についてあらためてお伺いしたいんですけど、やはり党名を変えるべきだとか、あるいは立憲や希望と再結集すべきだという声が大きいのか、あるいは民進党のままで党勢拡大していくべきだという声はないのか、地方の声についてお聞きしたいんですけど。 大塚:まずどの声が大きいかっていうのは、これは定量的に何かアンケートしたわけではありませんし、そこはなかなか定量的にお答えするのは難しい面があります。従って、やはり3党でもう1回再結集してというお気持ちの方もいれば、民進党単独でなんとかしてほしいというご意見もあるとは思います。 ただし47都道府県別に見ると、希望も立憲も国会議員がいなくて、いわば民進の国会議員しかいないとか、あるいは民進の国会議員もいなくて、要は3党ともいないんだけど民進の地方議員だけがいる。こういう県においては総じて言えば、やっぱり民進党のまま立て直してほしいっていうお気持ちはあると思います。傾向としてはこの3カ月、それは理解してます。ただし自分たちの県の衆議院議員が希望に行ってしまった、あるいは立憲に行ってしまったっていうことになると、3党を結集してほしいっていう声が強くなりますし、だいぶ地域性があるというのが現状です。 司会:その他、大会についてございますか。大会について。どうぞ。
立憲民主党、希望の党に今後どのように働きかけていこうと考えているのか
NHK:NHKの【イノダ 00:06:28】です。先ほど代表は党大会のあいさつの中で、ほか2隻の船に対してショットを投げたけれども、届かなかったり受け取ってもらえなかったりということをおっしゃってましたが、とはいえ届けたい気持ちはあると思うんですけれども、党大会でそうした方針が正式に認められた中で、そしてまた先ほども機が熟すことが必要というふうにおっしゃってましたけども、どうやって機を熟せようとしているのか。これからあらためてどういうアプローチを取って、立憲民主党、希望の党に働き掛けていこうというふうにお考えなのか。そこのプランをお聞かせください。 大塚:これも実は今のニコニコさんの質問とも関係があるんですけど、都道府県によってかなり3党の距離感と協力の仕方が違うわけです。従って、ショットラインは投げ続けますけども、ひょっとしたらどこかの都道府県で、まず最初に3党ががっちり組もうっていうケースも出てくるかもしれなくて、地方の動きに中央が誘発されるっていうことだって起こりうると思います。 現に立憲の枝野さんの地元の埼玉県では県連ベースでは非常に協力的に対応してるというふうにも聞いてますし、逆に私の地元の愛知県では新政あいちが立ち上がりましたけども、現時点では立憲の方々はそこには入らない。ただし議会の会派は一緒に組むっていうふうに言ってるわけですね。 で、地方によってだいぶ動きがまちまちですので一概に言えませんが、まず1点、申し上げたいのは、地方の動きが中央の動きを誘発することはありうると。それから中央においては、これは今日のスピーチでも申し上げましたが、1月27日の枝野さんのご発言を受けて、まず統一地方選挙の基本的な考え方の調整をぜひ立憲との間でもさせていただきたいと思っていますから、そういう働き掛けはしますので、これもショットラインになると思います。 一方、希望の党は地方議員はほとんどいらっしゃらないというか、いらっしゃらないわけですから、やはり、希望の党で立候補して落選された元民進党の衆議院議員や候補者の皆さんをどうするのかという話をするというのが次のショットラインになると思いますし、それから希望の党も今いろいろ中でご議論しておられるようなので、あちらの動きも見定めながら、両党への働き掛けの在り方というのは考えていきたいというふうに思います。 で、読売さんですよね、どうぞ。 【連載】民進・大塚代表が党大会後に会見 全文2へ続く