日本ヒップホップ界のレジェンド2人が32ページであまねく語る 「ブループリント」創刊
ヒップホップカルチャー誌「ブループリント ザ マガジン(BLUEPRINT THE MAGAZINE)」(発売元:apples&oranges)が5月26日に創刊・発売する。アマゾンで事前販売予約を受け付けている。
創刊号は、日本のヒップホップカルチャーをけん引してきたZeebraとSEEDAが両面表紙で登場。写真は全てモノクロで、同レーベルの発起人であるフォトグラファー・小田駿一が撮り下ろした。
近年は、ちゃんみなやT-Pablowなどを輩出した「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」(BSスカパー!)、「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)などが火付け役となり、盛り上がりを見せている日本のヒップホップシーン。その黎明期からけん引してきたZeebra、SEEDAが1冊32ページをまるまる分け合う超ロングインタビューは、ヒップホップファンのみならず一読の価値がある内容だ。
両者の口から語られるのは、自身のキャリアやヒップホップに向き合う価値観、哲学。日本のヒップホップ黎明期から00~10年代に至るまでのブームの浮沈、背景にある日本の音楽ビジネスの趨勢。そして、それぞれが考えるヒップホップカルチャーの展望だ。ロングインタビューの一部始終を収録した動画は、「ブループリント」の公式ユーチューブチャンネルで順次公開する。
雑誌を核にライブやグッズ展開
オフラインコミュニティーを拡張
「ブループリント」は雑誌の枠を超えた事業も展開する。ライブ&グッズをメディア事業と並び立つ柱とし、ヒップホップファンのオフラインコミュニティーを醸成するプラットフォームとして機能させる。
ショーケースライブの第1弾を6月23日、渋谷のヒップホップクラブ「ハーレム(HARLEM)」で開催する。すでにCHICO CARLITO、MUD、ELIONE、LIZA、Yan Sekuなど新進気鋭のアーティストの出演が決定している。