91歳女性暴行死、孫を傷害致死罪、長男を暴行罪で起訴 神戸地検姫路支部
兵庫県姫路市の民家で昨年10月、当時91歳の女性が暴行を受け死亡した事件で、神戸地検姫路支部は19日、女性の孫で会社員の男(36)を傷害致死罪で起訴した。女性の長男の無職男(69)については、傷害致死の疑いで逮捕していたが、暴行罪に切り替えて起訴した。 【写真】 母親に料理かけたユウヤの理由 巡る被害と加害 起訴状などによると、孫は昨年10月12日ごろ、同居する女性の顔を複数回殴った上、同15日、女性の腰付近を複数回蹴る暴行を加えて死亡させたとされる。 長男は、同10月上旬から同15日までの間、女性の額を手で押したり、ベッドにあおむけになっている女性の首を両手で押さえたりする暴行を加えたとされる。 この事件で、暴行容疑で逮捕された63歳の女性について、同支部は不起訴処分(起訴猶予)とした。