山口県周南市の周南公立大学が、オンデマンド方式で自宅や職場などどこでも、いつでも都合の良い時にパソコンなどを使ってITやDXを仕事にどう活かすかを半年間で学べる「IT×福祉リカレント教育プログラム」の7月から始まるⅡ期の受講生を募集している。周南市民と市内で勤務する人を対象に市による受講料の支援制度もある。 　この講座は就労希望者が福祉と情報分野の知識を習得できる就労希望者コース（受講料2万8千円、80時間以上）と、受け入れ企業コース（4万5千円、45時間以上）がある。いずれも同大学の教員が講師で、オンデマンドのため何度でも視聴でき、Eメールで質問もできる。年齢を問わず受講できる。 　科目は「ビジネスコミュニケーション」などの両コース共通科目と、就労希望者コースは「プレゼン資料の作成」「仕事に生かすSNS」「業務のための動画編集」など、受け入れ企業コースは「福祉という面から見たIT活用のポイント」など。受講者には修了証を発行する。 　Ⅱ期は7月から12月までで、申し込み期間は6月30日（日）まで。10月から来年3月までのⅢ期は9月▽来年1月から6月までのⅣ期は12月に募集する。 　受講、受講料支援などの問い合わせは同大学（0834-28-0411）へ。