【対策を】冬場の入浴など急激な温度変化で起きる「ヒートショック」
■家の断熱性もポイント ヒートショック対策
吉田記者「ヒートショックをめぐり、県は、家自体の断熱性を見直すハード面での対策にも乗り出しています」 こちらは県が住宅メーカーに働きかけて改修した住宅で、特徴のひとつが高い「断熱性」です。 正栄産業 担当者「建物の壁の部分に断熱材の吹き付けを行いまして、その壁の外側にパネル断熱というものを付けて二重で断熱する形をとっています」 高断熱の住宅は脱衣場などが寒くなりにくく、ヒートショックのリスクが軽減できるとされています。 日本の住宅は海外と比べると断熱性などの基準が低いとされていて、県は、こうした健康や環境に配慮した住宅をウェルビーイング住宅と位置づけ、普及に力を入れています。 正栄産業 担当者「ヒートショックは断熱性の低い家で起こりうるが、断熱性能を高めることでそういったリスクも排除できるので、健康的にも過ごしていただけると思っています」 ヒートショックによる事故を減らすために、様々な対策が行われています。 ヒートショックは急激な温度変化を避けることでリスクを下げることができるので、家族や身近な高齢者の方にも、対策を呼びかけていきましょう。