「ラッコが水族館から消える日」国内飼育・唯一のオスが死亡 残すは高齢の2頭のみ ファン「どうか安らかに」「飼育員の皆様ありがとう」
■こんなに可愛いラッコを見られる日も残りわずかかも…
福岡市にある水族館・マリンワールド海の中道の公式Xが更新。長年愛された〝人気者〟の訃報に悲しみの声が寄せられている。 ■【写真あり】人気者だったリロ・17歳(人間年齢70~80歳)の愛らしい姿■ 公式Xでは「お知らせ:ラッコのリロが死亡しました」と題して、ニュースを投稿。「2025年1月4日7時18分、ラッコのリロが死亡しました。リロは国内で飼育されているラッコのなかで唯一のオスであったため、”イケおじラッコ”として多くの方に愛されてきました」と報告した。 「17歳とオスとしては高齢であったため、最近では健康状態に注意をしながら管理をしてきましたが、残念ながら死亡しました」としており、ラッコの17歳を人間年齢に換算すると70歳~80歳。「リロの死亡により当館で飼育しているラッコはいなくなり、1989年から続けてきた展示が途絶えることになりました。ラッコの魅力を伝えることに貢献してくれたリロとリロを愛していただいた皆様に感謝いたします」と伝えている。 ラッコはワシントン条約により輸入が規制されており、国内で飼育中のラッコは、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)の20歳のメイと16歳のキラの2頭のみとなった。ラッコの寿命は一般的に20歳ほどとなっており、ラッコの姿が国内の水族館から消える日も近いとされている。
■悲しみのコメントが多数寄せられた
SNSユーザーからは「リロくん 長い間ありがとう どうか安らかであるように…」「マナちゃん、赤ちゃんと一緒にこれからはゆっくり休んでね」「飼育員の皆様、最後までご尽力くださってありがとうございました」「リロくん、回復を祈ってましたが、残念で悲しいです。ラッコの可愛らしさ、魅力沢山教えてもらいました。本当にありがとう」「ラッコが消える日が近い…悲しい」などのコメントが寄せられた。 #エンタメQ