ええ店「アルデ新大阪」メディオ大阪が7月に名称変更
新大阪駅(大阪市)の2階を中心に物販ゾーンと飲食ゾーンで店舗を展開する「メディオ新大阪」。その大規模リニューアル工事を進める新大阪ステーションストアは26日、6月に物販店、7月に飲食店をリニューアルオープンすると発表した。また、このオープンに合わせ「メディオ新大阪」を関西弁の「あるで」を強調した「アルデ新大阪」に変更することも発表。同社は「関西の食文化にこだわった話題性と専門高いお店をめた」と自信をのぞかせる。
6・7月にリニューアルオープン続々と
今回は「グルメゾーン」を第3期リニューアル工事として進めており、6月18日に食物販店3舗、7月16日に飲食店8店舗 、7月下旬 に飲食店1店舗をオープンするという。主に、関西の食文化にこだわりながら、話題性と専門性の高い店を集めた。リストを見ると、串かつ「だるま」やカレー店「サンマルコ」。うどんすきの「美々卯」といった店などがある。 また、観光客もターゲットではあるが、同駅周辺の企業や住民にも利用してもらうことも考えているほか「新幹線の中で食べる」「家に持って帰りたい」という要望にも応えられるよう、持ち帰り対応店舗も充実させるという。 このほか昨今、大阪を訪れる外国人観光客も多いことから、ドルやユーロが使える土産物店も6月18日にオープンさせるという。同社は「3月にJR在来線内に『エキマルシェ大阪』がオープンするなど、新大阪駅の開発が進んでいるが、今回のリニューアルでさらに大阪の玄関口が魅力的に生まれ変われば」としている。
関西弁の「あるで」をかけた「アルデ新大阪」
このリニューアルオープンと合わせ、名称をこれまでの「メディオ大阪」から「アルデ大阪」に変更する。名称の由来は、「新大阪駅2階にいろいろな店や商品が『アル』」を強調した関西弁の「あるで」をかけているという。また、おいしい店も「あるで」という意味も含まれているという。 同社は「ショッピングセンターを気軽に毎日利用してほしいという気持ちを込めている」などとしている。