「屋台コンシェルジュ」福岡空港国際線ターミナルに設置…実際に食事したスタッフが外国人客に紹介
福岡市は27日、福岡空港国際線ターミナルの観光案内所に、屋台案内コーナーを設置した。研修を受けた案内所のスタッフが、「屋台コンシェルジュ」として外国人観光客への情報発信を行い、屋台への誘客増加を目指す。 【写真】大勢の観光客らでにぎわう屋台(23日、福岡市博多区で)=秋月正樹撮影
案内所のスタッフ7人は、事前に屋台の歴史や利用マナーなどを学んだほか、実際に屋台を訪れて食事し、店主から人気のメニューを聞き取るなどの研修を受けた。
屋台案内コーナーは、到着ロビーそばの観光案内所の一角に設置。屋台コンシェルジュのスタッフは、屋台の利用方法やマナーなどを説明する英語の資料や地図を観光客に見せながら、お薦めの屋台を紹介していた。
屋台コンシェルジュとして対応した豊島慶子さん(60)は「バラエティー豊かな福岡の屋台の魅力を多くの人に伝えていきたい」と話していた。