暴行容疑で23歳の男を逮捕した札幌中央警察署

　17日未明、札幌市の歓楽街ススキノの飲食店で男性店員の胸倉をつかみ、顔面に頭突きをしたとして23歳の男が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の札幌市白石区北郷５条４丁目に住む23歳の会社員の男です。 男は17日午前１時すぎ、札幌市中央区南５条西３丁目の飲食店で、この店の40代の男性店員の胸倉をつかみ、顔面に頭突きをする暴行を加えた疑いが持たれています。 警察によりますと、男は事件前、酒を飲んだ状態で店に入ると、注文をせずにカウンター席に伏せて眠り込んだため、心配した男性店員が声をかけたところ、因縁をつけて、店の外で犯行に及んだということです。 男性店員は、口びるを切るなどのけがをしました。 男性店員が「暴行を受けた」と警察に通報し、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。 取り調べに対し、23歳の自称会社員の男は「お酒を飲んでいて、全く覚えていない」と話し、容疑を否認しています。 警察は、事件の経緯や当時の状況を調べています。