写真：PC Watch

　ジャパンマテリアル株式会社は、Matrox製ビデオカード「LUMA-A380」を4月19日に発売する。価格はオープンプライス。 　LUMAシリーズの最上位モデルで、GPUにIntel Arc A380を採用し、ビデオメモリは6GB。シングルスロット占有となっている。既存モデルと同様、DisplayPort 2.1に対応し、8K/60Hzまたは5K/120Hz×2出力、5K/60Hz×4出力に対応する。 　同シリーズは7年以上の長期供給が謳われており、信頼性と安定性を重視。デジタルサイネージ、生産管理、社内会議/プレゼンテーション用途などに好適としている。 　無償の専用ソフトウェア「PowerDesk for LUMA Series」に対応し、伸長表示、独立表示、クローン表示、エッジオーバーラップ、ベゼルマネジメント、ポートレート表示、EDIDマネジメントといったさまざまなマルチモニター関連設定を容易に行なえるとしている。 　PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。フルハイト占有でシングルスロットのファンを内蔵、消費電力は75W。 　Matroxは自社開発のGPUをやめて以来、AMD GPUを搭載した「C」シリーズを2014年、NVIDIAのカスタム版Quadroを搭載した「D」シリーズを2020年にリリース。そしてIntel Arcを採用したLUMAシリーズは2023年5月に発表された。