阪神・原口 球団のサポートに感謝も「まだまだやれるんじゃないかという可能性を自分の中で消せなかった」
阪神・原口文仁内野手(32)が12日、西宮市内の球団事務所で取材に応じ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する決断に至った経緯を語った。以下は一問一答。 ――阪神は自身にとってどんな球団か。 「15年目が今年で終わったんですけど、球団関係者の皆さまだったり、今まで携わっていただいた監督、コーチ、スタッフの皆さまに本当に感謝の気持ちで本当にいっぱい。(その気持ちは)言い表せないくらいたくさんあります」 ――いつごろ権利行使を決めたのか。 「うーん、そうですね。それはまあちょっと伏せておきます」 ――病気の経験も判断材料になったか。 「そこは材料にはならないですね。球団の方たちにサポートをしていただいて、感謝の気持ちはあるんですけど、野球人としてまだまだやれるんじゃないかという可能性というのを自分の中で消せなかった。挑戦できる場所があるのならば、若い子に交じってでも勝負したいという気持ちがあります」