岸田内閣支持率26% 過去最低
派閥パーティーの裏金問題で岸田総理が閣僚の一部を交代させたことを受け、テレビ東京と日本経済新聞社は緊急世論調査を実施しました。 岸田内閣の支持率は26%で政権発足以降で最低となりました。 岸田内閣を支持するかどうか聞いたところ「支持する」は前回11月の調査から4ポイント減少し26%で、2021年10月の政権発足以降で最低となりました。 支持率が最低を更新するのは3カ月連続です。 「支持しない」は6ポイント増えて68%でした。 自民党の派閥の政治資金パーティー問題について、岸田総理に自民党総裁としての責任があるかどうか聞いたところ「責任があると思う」が67%、「思わない」が28%となりました。 また政治資金パーティーの資金の流れを透明化するために法改正を含めた新たなルールを作ることについては「必要だと思う」が83%、「思わない」が11%でした。 今回の閣僚交代によって、官房長官に林芳正氏、経産大臣に斎藤健氏が就任するなどしました。 4閣僚の交代を評価するかどうか聞いたところ「評価する」が44%、「評価しない」が41%でした。 岸田総理がどれくらいの期間、総理を続けてほしいか聞きました。 「直ちに交代してほしい」が34%、「来年9月の自民党総裁の任期満了まで」が53%、「できるだけ長く」が8%となりました。 調査は12月15、16日に18歳以上の729人から固定・携帯電話による聞き取りで回答を得ました。