【阪神・岡田監督語録】青柳に「インコースにいきすぎよ」 4失策の守備に「出たら一気に出るなあ」
◇セ・リーグ 阪神2-8ヤクルト(2024年4月26日 甲子園) 阪神は今季最多4失策が響いて連勝が7で止まった。それでも貯金3で首位をキープ。試合後の岡田監督の談話は以下の通り。 【写真】4回途中で降板した青柳(中央) ―青柳は試合前のブルペンの報告も良くなかったのか。 「いやいや、きょうは聞いてない」 ―制球に苦しんだ。 「初回はスッといったからなあ」 ―直球を捉えられていたが、球は走ってなかった。 「走ってないんやろなあ。それは。まあ、やっぱアレや。左がちょこちょこ当ててくるよな。(周囲に)言うたけど、あんなんもう、インコース、ストレートにいきすぎよ。はっきり言うて」 ―守りも珍しく。 「ホンマ、出たら一気に出るなあ。あんな、(4回の木浪の失策)武岡とかのあの打球でゲッツー取れへんよ、はっきり言うて。そんなん慌てる必要ないねん、一つでええねん。そら相手の足とか考えたらなあ。慌てる必要あれへん、次はピッチャーやのに」 ―木浪は精神的に追い込まれたのか。 「知らん、それは本人に聞いてくれよ。分かれへんやんか、それは」 ―5回の坂本のバントが決まっていたら、違う流れになったか。 「だから、あんなんも高めのクソボールやろ。ランナーはスタート切れんて。自分だけのバントじゃないんやからなあ。それやったら、完璧なバントをせなあかんわ。ボール球するんやったら。バントって言うたら、ストライクバントやからな。(走者が)セカンドやったらな。あんな高いボールやったら、(走者はバントを)やれへんと思うやんか、普通は。野手の感性からするとな。見送ると思うよなあ。やっぱりスタート遅れるよな、そら。バントはストライクバントや。スクイズちゃうんやから。なあ、バントエンドランでもないし、バントやから」 ―糸原の早めの投入はあそこで詰めておけばわからない。 「はよ点がほしかったからなあ。もう1点、2点取って、3点差、2点差やったら全然分からへんから」 ―漆原もビハインドの展開でしっかり抑えている。 「いやいや、そら抑えてるよ、なあ」 ―漆原の評価は上がっているのか。 「評価もくそも、1軍のブルペンにおるんやから。そら、ああいう使い方多いけどな。でも、そこでも追加点をやらなければいけるという、そういうあれやからさ。あの場面で投げるとしたらな。そら全員が全員、2回から準備できへんのやから、そら順番があるやんか。8人もブルペン入ってるんやから」