松田優作生誕75周年を記念、KADOKAWAと東映が特集上映を同時開催 韓国2都市でも
松田優作の生誕75周年を記念して、KADOKAWAと東映が特集上映を同時開催することが決定。『角川シネマコレクション 松田優作の狂気』が3月22日より角川シネマ有楽町にて、『東映Classics 松田優作』が3月15日より丸の内TOEIにて上映される。 【写真】「東映 Classics 松田優作」のポスタービジュアル 1973年に『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)で鮮烈なデビューを飾り、邦画各社で幅広いジャンルの主演を務めた松田優作。生誕75年、没後35年を迎えた現在も多くのファンを魅了し、『ONE PIECE』の元海軍本部大将クザン通称「青キジ」のモデルとなった。 松田優作の生誕75周年を記念して開催される特集上映では、KADOKAWAと東映が同時に主演・出演作を一挙上映する。複数の配給会社が同じ俳優の特集上映を同時開催することは非常に稀で、各社で多く人気作を残した松田優作だからこそ実現した企画だ。 丸の内TOEIでは『東映Classics 松田優作』として3月15日から4月11日にかけて、『最も危険な遊戯』、『ア・ホーマンス』、『蘇える優作~「探偵物語」特別篇』、『殺人遊戯』、『それから』、『処刑遊戯』、『華の乱』、『暴力教室』、『俺達に墓はない』、『薔薇の標的』、『ヨコハマBJブルース』の11作品をデジタル上映する。 角川シネマ有楽町では「角川シネマコレクション 松田優作の狂気」として、3月22日から4月4日に初上映となる『蘇える金狼 4Kデジタル修復版』のほか、『野獣死すべし』、『人間の証明 4Kデジタル修復版』、『探偵物語 4Kデジタル修復版』、『ひとごろし』、『嵐が丘』の6作品をデジタル上映する。 また、同時に韓国でも特集上映の開催が決定。『Japan Foundation Movie Festival 2024:松田優作‐野獣死すべし‐』として、ソウル・韓国映像資料院で2月13日から2月24日にかけて11作品、釜山・映画の殿堂で2月16日から2月23日にかけて9作品が上映される。
リアルサウンド編集部