幻想的!光るキノコ「シイノトモシビダケ」を求めて 鹿児島・霧島連山
鹿児島テレビ
新井雅則気象予報士 「私はあるものを撮影するために、霧島市に行ってきました」 霧島連山にある林の中。ここに光るキノコがあるということなんです。 そのキノコは倒れた樹木など、古い木に生えるといわれます。 林の中、あるキノコを見つけました。しかしこれは聞いていたものとは形と色が違うものでした。 あたりは次第に暗くなってきました。本当に光るキノコはあるのでしょうか。 夜8時すぎ、とうとう見つけました。暗闇の中、うっすらと光りだしたキノコ。 キノコの名前は、「シイノトモシビダケ」といいます。 暗い中、肉眼では白っぽく見えましたが、カメラでは鮮やかな緑色に映りました。 長さは1センチから3センチほど。シイノトモシビダケが光る理由は良く分かっていないそうです。見た目にも不思議なキノコ。 主な分布は三重県より西の地域でみられるそうです。 キノコの生態に詳しい地元の人の話では、霧島連山で見られるのは、主に春から秋にかけて。特に、雨が降ったあとによく見られるとのことです。 この季節、光るといえばホタルですが、こちらのキノコも幻想的な光で大変きれいでした。
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