世界初のアンクルストラップ付きのスポーツサンダル Tevaの「ハリケーン」
独自のストラップシステムが生むスニーカーばりのフィット感
そんなTevaの技術力と感性が結集されたモデルが、2002年にデビューした「ハリケーン」だ。履いてみると、まるでスニーカーのようなフィット感に驚かされる。 「フィット感の秘密は3点で足をホールドするユニバーサルストラップシステムによるもの。このシステムによって、足とのフィット感を高めるだけでなく、好みのホールド感に調整することも可能です」
アッパーに使われるウェビングのデザインも、「ハリケーン」の人気の理由だ。 「スポーツサンダルに使われるウェビングのデザインには、プリントや染色が用いられることが多いのですが、Tevaは、色やパターンを織りで表現するジャカード技術にこだわっています。そのため、質感が高まり、かつ履き続けても、深みのある色みが長持ちします」
初代の機能をアップデートした現行モデル
今、買うなら、現行の「ハリケーン XLT2」がおすすめだ。 「アッパーには水にぬれてもすぐに乾き、耐久性にも優れたウェビングを採用しています。さらに面ファスナーによって着脱やサイズ調整がいっそうスムーズにできるようになりました。アウトソールには、丈夫でぬれた岩場でも優れたグリップ力を発揮するDurabrasion Rubber™を搭載しています」
サンダルは長時間履くと足が疲れやすい、というイメージがあるが、このモデルの履き心地は別格だ。ミッドソールは軽くクッション性に優れたEVA製。このミッドソールが衝撃を吸収しつつ、内蔵されたナイロン製シャンクが足をしっかり支え、歩行をサポートする。 また、ペパーミントをベースとした抗菌技術によってバクテリアの繁殖を抑え、ニオイの発生を防ぐという実用的な機能も備えた。 そして自然を愛する創業者の理念は、このモデルにも受け継がれている。 「ウェビングに使われている素材はアメリカのUnifi社が開発したREPREVE®100%再生ポリエステル。このリサイクル素材を使うことで、プラスチックボトル4本が埋め立て廃棄物になるのを防ぐことができます」