乃木坂46山下美月 卒コンで〝同期愛〟爆発「全世界が敵になっても、私は3期生の味方」
乃木坂46の3期生・山下美月(24)が12日、東京ドームで卒業コンサート2daysの2日目公演を開催。この日をもって、約8年間在籍したグループから卒業した。 【写真】涙をこらえる山下美月 山下は2016年9月に3期生として加入後、1期生、2期生とともにグループをけん引。26thシングル「僕は僕を好きになる」で初センターを務め、32ndシングル「人は夢を二度見る」(久保史緒里とのダブルセンター)、最後の参加シングルとなった今年4月発売の35thシングル「チャンスは平等」と、センターを3度務めた。 乃木坂46は昨年2月に最後の1期生・秋元真夏、同3月に最後の2期生・鈴木絢音が卒業。世代交代が進む中で、5期生までいるグループの〝最年長期〟としてソロ活動でも貢献。モデルや女優など幅広く活躍。今年はTBS系1月期ドラマ「Eye Love You」に出演。昨年はNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」など5本の連ドラにも出演するなど、後輩たちのためにも〝乃木坂46〟の勢いを加速させるアイコンとしても存在感を示した。 卒コンも東京ドームという大舞台で、初日11日と各日5万人、2日間で計10万人を動員するなど、人気ぶりを証明した。それぞれ32曲、計64曲を披露し、期別曲にも参加。後輩の4期生・5期生と一緒にパフォーマンスを通じて伝えた後、しっかりとメンバーと向き合いながらバトンを引き継ぐ思いを伝えた。 また、ライブ本編最後の曲「思い出ファースト」の歌唱前には、そんな自身の支えになっていた3期生の同期メンバーたちへの愛を爆発させた。 2016年、3期生12人で加入した当時について「私はまだ高校2年生17歳だったんですけど、一人っ子だったし、学校でもみんなの輪にグイグイ入れるようなタイプではなく、ずっと一匹狼。寂しいという気持ちをどこかに忘れてしまっていたような高校生だった」と振り返った。 しかし、同期の存在が自身の生き方にも大きく影響したという。 山下は「3期生のみんなは本当に言葉にするのが難しいんですけど、家族でもあり、兄弟のように仲もいいし、でもクラスメートのようなわちゃわちゃ感とかもあって。私にとっては良き仕事仲間でもあり、こんなに大切な存在が自分にもできたのかなって初めて思いました。私は乃木坂の3期生だったからここまで続けてこれたし、絶対に生まれ変わっても私はアイドルになりたいし、乃木坂の3期生になって、また11人の仲間と出会いたいなって思えるくらい、本当に一生で一番の出会いがここであったなと思います」と感謝した。 グループを卒業するにあたって「3期生のみんなと楽屋で会えないことが一番寂しいですね」と吐露。さらに、「私は明日から乃木坂から一歩踏み出しますが、3期生のみんなの一番のファンでありたい。今まで本当にありがとうと伝えなきゃいけないときがたくさんあったのに、全然感謝を伝えきれてなかったなって、本当にちょっと後悔してます。なので、これからも困ったことがあったら…全世界が敵になっても、私は絶対に3期生のみんなの味方でいます」と大好きな同期を一生守ることを誓った。
東スポWEB