パドレスまさか…24イニング連続得点なしで終戦 ダルビッシュ好投むなしく、王手から痛恨の2連敗
◇11日(日本時間12日) ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース2―0パドレス(ロサンゼルス) ◆よくやった…大谷翔平、山本由伸の頭を強めに“ナデナデ”【動画&写真】 大一番の先発マウンドを託された、パドレスのダルビッシュ有投手は6イニング2/3を2失点と好投したが、打線の援護がなく敗戦投手となった。チームは2勝1敗と王手をかけてから痛恨の2連敗で、2年ぶり優勝決定シリーズ進出を逃した。 ダルビッシュは、7イニング1失点で勝利投手となった6日の第2戦から中4日で先発。2回、ドジャースの”キケ”ことE・ヘルナンデスに初球の直球を捉えられ、左ソロ本塁打を浴びた。その後、14人連続でアウトを続けたが、7回1死からT・ヘルナンデスにソロ本塁打を浴び、続くマンシーを右邪飛に抑えたところで降板した。注目された大谷との対決は3打数無安打、今シリーズは6打数無安打と完璧に封じ込めた。 打線はドジャース先発山本に対して5イニング無得点に封じられると、その後もドジャース投手陣の小刻みな継投でかわされた。第3戦の2回に一挙6得点したのを最後に24イニング連続で得点できず、ダルビッシュら投手陣を援護できなかった。ナ・リーグ首位打者で1番のアラエスは今シリーズ22打数4安打の打率1割8分2厘、4番のマチャドも打率1割台の21打数4安打1本塁打(打率1割9分)と結果を残せなかった。 13日(日本時間14日)開幕のリーグ優勝決定シリーズは大谷と山本を擁するドジャースと、千賀を擁して東地区3位から勝ち上がったメッツとの顔合わせとなった。
中日スポーツ