英ユニリーバ、アイス分離 7500人削減も
【ロンドン共同】英食品・家庭用品大手ユニリーバは19日、「ベン&ジェリーズ」や「マグナム」などのブランドを手がけるアイスクリーム事業を分離すると発表した。2025年末までの手続き完了を目指す。併せて、コスト削減のために全世界の従業員数の約6%に当たる約7500人を削減する。 ユニリーバを巡っては、株価が低迷し「物言う株主」から改革を求める声が上がっていた。今後3年間で8億ユーロ(約1300億円)のコスト削減を進める方針だ。 ユニリーバは、事業の選択と集中を通じて「よりシンプルな企業になる」との声明を出した。