【RIZIN】鈴木千裕「俺は逃げたことがない」クレベル「三角絞めで一本取りたい。来年は平本蓮を待ってます」
大みそかに3部構成で開催される『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)の第3部『Yogibo presents RIZIN.49』対戦カード発表会見が5日に都内で行われ、カードとして鈴木千裕vs.クレベル・コイケによるフェザー級タイトルマッチが決定した。昨年6月以来の再戦に向けて、早くも両者が静かに火花をちらした。 【画像】大みそか『RIZIN.49』で対戦する王者・鈴木千裕と挑戦者のクレベル・コイケ 昨年6月の初対戦では、1ラウンドでクレベルが腕を極めて一本勝ちするも、体重超過により結果はノーコンテスト。11月に鈴木がベルトを獲得後からクレベルは再戦をアピールし「チヒロは私から逃げてる」と挑発してきた。6月にフアン・アーチュレッタに勝利後も、リングから解説席の鈴木に「いつできるの?」と対戦を訴え、鈴木がリングサイドに上がり「いつでもいいよ」と応じていた。 正式に試合が決まり、鈴木は「前回はノーコンテストでしたけど、自分の中では負けを認めているので。悔しいけど、大みそかにリベンジして本当のチャンピオンになるので、それを楽しみにしていてください」と意気込み。 試合について「スタイルが確立されてるんで、だからそこを、そこに対してどれだけ自分をぶつけるか。だから100パーセントの 鈴木千裕を当てれば絶対勝てると思ってるんで、それをやるだけですね」と語り、フィニッシュは「パンチでKO」と宣言した。 クレベルから「逃げてる」と挑発されたことについても、「俺は格闘技の試合で1回も逃げたことはないんで。言葉のバリエーションが少ないからそういうワードになっただけで、別になんとも思ってない」と意に介さず、「俺が逃げたことありますか?そういうことです」と断言した。 一方のクレベルも、「千裕もありがとう。私はまたチャンピオンに戻りたいです」と鈴木にリスペクトを込めて感謝し、10回目の大みそか大会のメインを務めることに「めっちゃうれしいな。メインイベントは素晴らしいです」と胸を張った。 KO宣言の鈴木に対して「一本取りたい。三角です」とフィニッシュを予告し、「来年は誰でも戦いたい、例えば平本蓮でも待ってます」と早くも防衛戦のプランを掲げた。