宇宙環境に興味津々 富山・速星小創校150周年事業、JAXA星出さん講演
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の星出彰彦飛行士が25日、富山市速星小学校で「宇宙と夢の話をしよう」と題して講演した。同校の創校150周年記念事業実行委員会が企画した。 星出さんは国際宇宙ステーションに船長として198日間滞在。講演では滞在中の活動を映像で紹介した後、1時間近く児童の質問に答えた。「宇宙で野菜は育ちますか」という質問には、滞在中にレタス栽培の実験に成功したことを紹介して「育ちます」と回答。「地球以外に生物はいますか」と聞かれると、「宇宙は広いので、地球以外にも生き物はいると思う。きっとまだ会えていないだけ」と語った。 講演後は全校生徒で校歌を斉唱し、感謝の気持ちを伝えた。 26日は同校で150周年記念式典が行われる。