『ネクスト・ゴール・ウィンズ』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

　2024年2月23日に公開される映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。タイカ・ワイティティ監督から日本のファンに向けたメッセージ映像と特別予告が公開された。 【写真】『ネクスト・ゴール・ウィンズ』場面写真（複数あり） 　第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』のワイティティ監督とサーチライト・ピクチャーズが再びタッグを組んだ本作。『ネクスト・ゴール！世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースに、ワイティティ監督が脚本も手がける。 　舞台は、2001年。ワールドカップ予選史上最悪の0対31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか。 　主人公ロンゲンを演じるのは、サーチライト・ピクチャーズ作品初参加となる『スティーブ・ジョブズ』などのマイケル・ファスベンダー。共演には、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスらが名を連ねる。 　公開された特別予告では、ワイティティ監督が“日本のファンだけ”に向けたメッセージと撮影現場の様子を捉えたメイキング映像が映し出されている。ワイティティ監督が、「諦めたら試合終了だ」「アキラメナイデ！」「ミテネ！」と、ときおり日本語も交えつつ、「サッカーの知識はゼロだった。撮影が終わる頃にはもっと無知に（なっていた）」と観客へメッセージを贈る様子から始まる。ワイティティ監督は、本作がサッカーを題材にした作品ではあるものの、鑑賞する上でスポーツの知識は全く必要なく誰もが楽しめることをアピール。そして、「逆境に打ち勝つ物語だ。そこに惹かれた」「爽快な気分になれる映画だ。楽しくて希望に満ちあふれている」と本作についてコメント。また映像は、劇中での注目シーンの数々に加えて、ワイティティ監督自身がナビゲートしてくれる構成となっている。