スティーブンスがケルバーを下して2回戦へ、31歳の誕生日を勝利で祝う「今までで一番大きなパーティーを開いたような気分」 [マイアミ・オープン/テニス]
スティーブンスがケルバーを下して2回戦へ、31歳の誕生日を勝利で祝う「今までで一番大きなパーティーを開いたような気分」 [マイアミ・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~31日/賞金総額877万480ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でスローン・スティーブンス(アメリカ)が元世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-2 6-3で下し、31歳の誕生日を勝利で祝った。 ~マイアミ・オープンで初戦を突破した2018年大会チャンピオンのスティーブンス選手~ 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したスティーブンスは第2セット1-1から一度だけサービスダウンを喫したが、続く4ゲームを連取して主導権を取り戻すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間10分で快勝した。 「とても素晴らしい日になったわ。今までで一番大きなパーティーを開いたような感じかしら。皆さんも来てくれたしね」とスティーブンスは試合後のオンコートインタビューで語った。 ケルバーとの対戦成績を6勝2敗としたスティーブンスは2012年3月にインディアンウェルズで初対決したときのことを忘れておらず、「(ケルバーは)私がツアーで最初にプレーした選手たちのひとりだった。6-2 5-2でリードしていたのに負けてしまったの。それまで負けた中でもっとも辛い試合だったわ」と振り返った。 「その以降はずっと彼女とプレーすることが頭の中にあった。彼女は間違いなく偉大なチャンピオンで人々が夢見るような素晴らしいキャリアを送ってきた選手だから、彼女といいプレーができるのは凄いことなの」 2018年大会チャンピオンのスティーブンスは次のラウンドで、第19シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。 この日プレーしたスティーブンス以外の地元アメリカ勢は同士討ち2試合を含めダニエル・コリンズ(アメリカ)、予選勝者のクレア・リュー(アメリカ)とケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)が2回戦に駒を進めたが、アシュリン・クルーガー(アメリカ)は予選勝者のナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)に4-6 2-6で敗れた。 そのほかの試合ではドナ・ベキッチ(クロアチア)、アランチャ・ラス(オランダ)、ジュ・リン(中国)、エリナ・アバネシアン(ロシア)、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、予選勝者のマリア・ティモフェーワ(ロシア)、カミラ・ジョルジ(イタリア)、予選勝者のストーム・ハンター(オーストラリア)とエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が初戦を突破した。
テニスマガジン編集部