化石ハンター今井翼さんが案内!悪徳ハンターに温水洋一さんも 360度バーチャル世界楽しめるXRバスが運行開始
北陸新幹線が開業したお隣の福井県。観光誘客につなげようと新たにお目見えしたのが、360度バーチャル世界を楽しめる新感覚のXRバスです。 【写真を見る】化石ハンター今井翼さんが案内!悪徳ハンターに温水洋一さんも 360度バーチャル世界楽しめるXRバスが運行開始 目的地への移動時間をアトラクション感覚で楽しむことができます。JR福井駅前にやって来た1台のカラフルなバス。車内に乗り込むと照明が暗くなり、車窓に映し出されたのは福井の街並みではなく、ジャングルです。 化石ハンター・今井翼さん「ワウライドにご乗車いただきありがとう!僕は化石ハンターのインディーフクイだ!」 なんと、俳優の今井翼さん扮する化石ハンターが登場! 化石ハンター・今井翼さん「ではいよいよ出発だ!外にいるフクイの恐竜たちに、せーの、いってきまーす!」 6月から国内で初めて定期運行が始まった観光周遊型のXRバス「WOWRIDEいこっさ!福井号」。JR西日本などが共同企画し、地元の京福バスが運行しています。 福井RIDEコーポレーション・内山興取締役「ワクワクしながら目的地に向かえる。路線バスとしてXRのゴーグルをつけないで映像を見られるバスというのは本邦初」 車内を映像ディスプレイで埋め尽くすXRバス。AR=拡張現実とVR=仮想現実の世界を融合させたXR技術を駆使し、没入感たっぷりの映像を楽しみながら福井の歴史を学ぶことができます。 映像にはこの人も…! 悪徳化石ハンター・温水洋一さん「恐竜は友達なんかじゃない!強い・大きい・恐ろしい、それが恐竜だ~!私は強いものが大好きなマッド化石ハンター・ダンディーヌクイだ!」 運行ルートは往路と復路を合わせて6つ。映像は目的地に合わせて作られていて、恐竜博物館に向かうバスでは恐竜にちなんだストーリーが映し出されます。 恐竜に襲われるシーンでは、「上だ!みんなしっかりつかまって!インディー、なんとかして!このままじゃ壊されてしまう!」 総合演出・堤幸彦さん「まるで劇場の中にあるいは映画館の中にいるような、知識、興味を満足させながらも飽きないで楽しめる。地元の人、老若男女関わらず楽しめるのではないかと思うので再発見という思いも込めて使ってもらえると嬉しい」
映像を制作した総合演出の堤幸彦さんは「トリック」「SPEC」など人気ドラマや映画作品を手掛ける映画監督です。 試乗した記者「バスの車内に入ると映画館かプラネタリウムのような雰囲気で運転手の姿も見えない。バスに乗った感覚が無くなり異空間が広がった。走行中はバスの揺れもあり、まるでテーマパークのアトラクションを体感しているような感覚。」 観光誘客の起爆剤として、地元関係者の期待が高まっています。
北陸放送