やくみつるさんが平成のスポーツシーン振り返り 日刊スポーツに掲載された漫画を題材に講演
漫画家やくみつるさん(65)が7日、世田谷区立中央図書館で講演会を行い、昨年まで日刊スポーツ紙上で連載していた漫画「ポテンショット」と「番外もう一丁!!」を題材に、平成のスポーツシーンを振り返った。同紙で35年間連載した漫画のスクラップファイルを寄贈したことを記念して開催された。やくさんは「これからは中央図書館で多くの方に漫画を見ていただけます。スポーツ紙が約35年分保存されるのは珍しいことなので、あんなことあったなと振り返りながら、ダイナミックなレイアウトを丸ごとお楽しみいただけると思います」と話した。 講演会では松井秀喜氏、イチロー氏、若貴ブームなど、漫画を書いた時の心境や時代背景をひもといた。コレクターとしても知られるだけに、長嶋一茂氏が初めて表紙を飾った写真にサインしてもらった雑誌や、佐々木主浩氏にサインしてもらった木製フォーク、花田家4人のタバコの吸い殻など貴重なコレクションを披露し、講演会を盛り上げた。