<青い誓い・センバツ選手紹介>/12 大阪桐蔭 大前圭右内野手/金光大阪 中村颯生内野手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇走塁磨き本番に備える 大前圭右(けいすけ)内野手(2年) 50メートル6秒2の俊足を生かした走塁と守備に自信がある。本番での走塁に磨きをかけるため、グラウンド内では休憩中であっても走ることを意識している。 入学以来、筋トレに力を入れ、当初は上げられるのが70キロだったベンチプレスは、今では85キロを持ち上げるまでになった。紅白戦で長打を放つ機会が増え自信と度胸がついた。 一方、課題は柔軟性。打撃にも守備にも生かそうと、ストレッチを毎晩欠かさない。好きな言葉は「謙虚」。 ◆金光大阪 ◇父と母に活躍見せたい 中村颯生(そう)内野手(1年) 走攻守そろった遊撃手として日米球界で活躍した松井稼頭央・西武ヘッドコーチが目標だ。入学後、コロナ禍で、3年生の試合の応援や、思うように自身の練習ができなかったことがつらかった。だが、自宅でトレーニングして乗り越えた。 何事にも一生懸命取り組む。好きな言葉は「常笑」「常昇」。常に笑って上を向いて進みたいからだ。 センバツでの活躍を、やはり球児だった父と、母に見てほしい。夢は「自給自足」。