しまなみコットン今治で初収穫 品質に「満足」、量は予想下回る見込み(愛媛)
今治市で綿花生産を手がけるしまなみコットンファーム(加地敏勝社長)を拠点に、国産綿製品の拡大に取り組む「しまなみコットンプロジェクト」の初収穫が13日、同市高橋の同社農場であった。プロジェクトは綿花栽培から製品縫製まで国内で完結し、繊維業の振興や環境負荷の軽減を目指している。 5月に植えた高級綿花「超長綿」の実を関係者が収穫した。同ファームなどによると、夏の猛暑や少雨の影響で収穫量は当初予想を下回る450キロほどの見込み。芋虫による葉の食害にも悩まされるなど、手入れに苦労したという。
愛媛新聞社