6年ぶりの豊年祭へ 志多伯の神獅子”風涼し”
沖縄テレビ
八重瀬町の志多伯区では来月の豊年祭を前に地域の守り神である「神獅子」の状態を確認する「風涼し」が行われました。 およそ300年の歴史を誇る八重瀬町志多伯の豊年祭は人の年忌法要の周忌に合わせて行われています。 今年は戦後3回目の「13年忌」にあたり、6年ぶりに開催されます。来月の豊年祭を前にきのうは「神獅子」を保管している小屋から出して状態を確認する『風涼し』が執り行われました。 Q状態はどうですか? 「状態いいですよ、もう80年近いから、昭和21年(に作られた)」 現在の「神獅子」は戦後まもない1946年に製作され、地域で大切に守られてきました。 ▽豊年祭実行委員会 神谷武史さん: 「獅子の存在価値を再確認し、字外からいらっしゃる皆さんには、地域のコミュニティが文化で成り立っているという姿を感じていただいて、それぞれの故郷に持ち帰られるような内容にしていけたらと思いますね。」 豊年祭は来月17日と18日の日程で行われ次回の開催は12年後の2036年の予定です。
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