サッカー史上最強! 伝説の「皇帝」(2)完全無欠の超人! 恐るべしバロンドーラー
サッカー界には「皇帝」と呼ばれるスーパープレイヤーが存在する。今回はドイツを筆頭に世界のサッカー界で「皇帝」と呼ばれる選手をピックアップ。フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
MF:ローター・マテウス(インテル/ドイツ代表) 生年月日1961年3月21日(当時29歳) 89/90シーズンリーグ戦成績:25試合11得点9アシスト ドイツ代表通算150試合23得点 主な獲得タイトル:ブンデスリーガ6回、セリエA、UEFAカップ2回、1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会、UEFA欧州選手権1980 フランツ・ベッケンバウアーが1960年代から70年代にかけて一時代を築くと、80年代から90年代にかけては新たな皇帝が誕生した。それがローター・マテウスである。 基本データの対象としたのはインテルに在籍していた89/90シーズン。このシーズン後に行われたFIFAワールドカップ・イタリア大会でフランツ・ベッケンバウアーが監督として率いる西ドイツ代表の中心選手として優勝を果たしたシーズンである。そして自らもFIFA最優秀選手とバロンドールのW受賞を果たして名実ともに世界最高の選手となった。 能力値を見ても、ベッケンバウアーとまるで遜色ないほど凄まじいものである。「守備力」の92を筆頭に全てが80を超える驚異的なアベレージを持ち、完全無欠という言葉でも足りないほどの能力となっている。 「攻撃力」に関しても第1期バイエルン在籍時には4年連続、インテルでも加入1年目から3年連続で2桁得点を記録するなど世界最高クラスの力を持っているなど、まさにベッケンバウアーの後継者に相応しい存在だった。
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