【特集】『CoD:BO6』のキャンペーンは珠玉の出来映え! 『MW』以来の興奮を味わえるゲームシステムの変化と、その意義を評価する
本作ではステルスで任務を進められる場面が多数あります。筆者の腕だと、だいたい序盤で見つかってしまうのですが、今作では敵の位置を確認しながら敵を一人一人片付けることが可能に。いかにもな特殊部隊っぽさを味わえました。
また、グレネードやラジコン爆弾などといった装備品はマルチパックに収納し、適宜取り出せます。歴代のキャンペーンでは「特殊部隊がなんでグレネードを2つくらいしか持っていけないんだ?」といった違和感もあったので、これは良い追加機能に思えます。
さらに落ちている武器の回収では、アタッチメントが分かりやすく表示されるようになりました。また、アーマープレートが常備できるようになっています。
これは自分にとって非常にありがたい変更でした。最近の『CoD』キャンペーンは敵の超反射と命中精度がかなり向上しており、即死を防げるアーマープレートは大変頼りになります。
◆ステージやロケーションのディティールは歴代屈指!
個人的に感激したのが、バリエーションのあるステージ構成です。歴代『CoD』でも任務のため世界中を回っていましたが、ヨーロッパの古都やマフィアが運営するカジノ、それに湾岸戦争中の中東など、輪を掛けて豊富な世界を楽しませてくれます。
例え同じステージであっても、ワシントンD.Cのパーティー会場と地下にある秘密施設に進むステージなどは前半と後半で雰囲気が大きく異なり、異なる面白さがあります。
また、各ステージに特色のある任務を用意したのもニクいところです。例えば中東の砂漠を舞台にしたステージでは、オープンワールド風のミッションが出現。各所にある敵拠点を潰すことで、爆撃機や戦闘ヘリの支援を要請できるなど、自由な戦闘が楽しめます。
◆説明を聞くだけの場所ではなくなった拠点システム
さらにミッションへの出撃前に立ち寄るセーフティハウスでは、自身のキャラクターを強化できるようになっています。これは、本作で一番嬉しかった変更でした。この強化は自動回復の速度アップやリロード時間の短縮、アーマープレートの装備数増加などかなり多岐に渡っており、自分のプレイスタイルに合わせて調整できます。
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