ド軍テオ、2年連続で後払い契約…今回は34億円超か “MLBトップ”懸念も進む独自路線
ヘルナンデスは昨年1月の契約でも後払いを採用
ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手が27日(日本時間28日)、3年6600万ドル(約104億円)で再契約したと複数の米メディアが報じた。そして今回の契約も後払いが含まれているという。 【写真】“大谷仲良し”美人レポーターが大胆ビキニ姿を公開「美しい」「ゴージャスだ」 32歳のヘルナンデスは1月に1年2350万ドル(約35億3000万円)でドジャースに入団。ムーキー・ベッツ内野手やフレディ・フリーマン内野手らが離脱する中で、大谷翔平投手とともにチームを牽引。自己最多33本塁打を放ち、99打点はチーム2位だった。ポストシーズンでも16試合で打率.250、3本塁打、12打点を記録し、チームの4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。 米放送局「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、4年目には1500万ドル(約23億6000万円)のオプションが含まれているという。契約金は2300万ドル(約36億円)、そして後払い額が2300万ドル(約36億円)以上になるという。ヘルナンデスは今年1月の契約でも850万ドル(約12億9600万円)が後払いで、2030年~2039年にかけて支払われる形となっていた。再び繰り延べの支払いを採用したことになる。 ドジャースといえば、近年はスター選手との契約に後払いを組み込んできた。昨年12月に大谷と結んだ10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約は97%が後払いという異例の契約形態が話題を呼んだ。また、このオフに獲得したブレイク・スネル投手との5年1億8200万ドル(約277億円)も、後払い金額は6200万ドル(約94億円)にのぼるという。 一方で今月16日(同17日)に米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」に掲載された記事によると、メジャーリーグ機構(MLB)のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏は後払いについて懸念を示していると報じられた。
Full-Count編集部