『虎に翼』余貴美子、百合の“変化”を熱演 ネット称賛続々「朝から鳥肌」「脱帽」
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第112回)が3日に放送され、余貴美子が老いの進む百合を熱演すると、ネット上には「リアルすぎ」「朝から鳥肌」「脱帽」などの称賛が集まった。 【写真】明日の『虎に翼』場面カット 寅子(伊藤沙莉)も体調がすぐれない日々が続く 星家のある日曜日の朝、台所で朝食の準備をする優未(毎田暖乃)と百合。寅子(伊藤)が「2人とも日曜日なのに早いのね」と語りかけると、優未は「今日はおばあちゃんと一緒に料理の本買いに行くの」と笑顔で答える。するとそばにいた百合は、思わずハッとした表情を浮かべる。 そんな中、優未が炊飯器のスイッチが入っていないことに気付き「おばあちゃん、ご飯炊くの忘れてるよ」と伝えると、百合は「えっ?」と反応しつつも、少し怒った様子で「それは優未ちゃんがやるって言ってたじゃない。私、そう頼んだわよね?」と話す。百合の“異変”に気付いた航一(岡田将生)は、認知症が始まっていると寅子に伝える。 そこから1年半後。仕事に出かけるのどか(尾碕真花)に、百合は亡くなった夫の写真を片手に「のどかさん、早く行かないと大学に遅れますよ」と語りかける。さらに百合は急に怒りだし「私をのけ者にしてみんなで楽しそうにしちゃって…」と言い放つ。 認知症が進行した百合の姿を見事に表現した余貴美子の演技に対して、ネット上には「余貴美子さんの演技が凄すぎてしんどい」「リアルすぎて言葉を失った…」「朝から鳥肌」といった声や「このための余さんだったのかと脱帽」「今日の回で、だからこのキャスティングぅぅぅ!!と唸りました」などの反響が相次いでいた。