【DeNA】筒香「強くコンタクトすることを意識」北海道1号 札幌D打率1割4分3厘も初エスコンで
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム3―4DeNA=延長10回=(31日・エスコンフィールド) 打った瞬間、北の大地がどよめいた。1―0の4回先頭、DeNA・筒香が相手先発・金村の150キロ直球を完璧に捉えると、打球は右翼スタンドへ一直線。4号ソロは5月22日のヤクルト戦(神宮)以来の一発となり「追い込まれていたので強くコンタクトすることを意識した。東を援護できてよかったです」。主砲の熱い闘志でチームの連敗は2でストップした。 初めてプレーするエスコンで“苦手”を克服した。これまで札幌Dでは10試合に出場し打率1割4分3厘、0本塁打0打点。それでも米国帰りの男はメジャーの球場を思わせるスタジアムで快音を響かせ、札幌Dでの2015年6月14日以来の安打をマーク。北海道で初本塁打初打点を挙げ、新・筒香をお披露目した。 チームは今季4度目の延長戦で初勝利。三浦監督は「乗っていかないといけない」と力を込めた。横浜から遠く離れた敵地で躍動した主砲が、チームを交流戦2連覇へ導いていく。(内藤 菜月)
報知新聞社