大谷翔平ドジャース対ジャッジヤンキースのワールドシリーズなら「野球界とテレビ局は万々歳。毎年そうなってほしいと思っている」と米メディア
◇20日(日本時間21日)MLB ロッキーズ3―5ドジャース(デンバー) ドジャースの大谷翔平選手(29)は敵地でのロッキーズ戦で先頭打者アーチを放ち、21号はリーグ単独トップに浮上。直近5戦4発の固め打ちで、3打数1安打、1打点2四球だった。 ◆大谷翔平、リーグトップの21号先頭打者弾…センターわずかに届かず【動画】 大谷がナ・リーグトップならば、ヤンキースのジャッジは27発でメジャートップ。MVPオッズでも大谷は3倍以下、ジャッジは2倍以下でともに独走している。 米スポーツグリッドのユーチューブ番組『コーストトゥーコースト』のスコット・フェラール・ホストは、大リーグ機構など球界全体がドジャースとヤンキースのワールドシリーズを待ち望んでいるとした。 「大谷は球界最高の選手だ。毎日のように打ちまくっている。現時点でのMVPは大谷とジャッジで、そんなのはロケット科学者でなくても分かる。両者は年俸、著名度、そして露出度でも野球界にそびえ立つセレブだ。しかも耳をふさぎたくなる連中もいるだろうが、ロサンゼルスとニューヨークは大規模市場で、それが全て。ヤンキースとドジャースがワールドシリーズを戦うことになれば、野球界と大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー、そしてテレビ局は万々歳。毎年そうなってほしいと思っている」 すると、相方のマイク・カーバーも「間違いなく連中はどうかそれが実現してほしいと願っているね」と、うなずいた。 ともに地区首位を快走する『東西の盟主』が11月に激突すれば43年ぶり12度目。ドジャースが1958年にニューヨーク州ブルックリンからロサンゼルスへ本拠地を移して以降だと5度目で、過去4度は優勝を2度ずつ分け合っている。直近の81年は『怪童』フェルナンド・バレンズエラを擁するドジャースが0勝2敗からの4連勝で下馬評を覆して優勝した。
中日スポーツ