おくやみコンシェルジュ始めました 親や配偶者が死亡…煩雑な行政手続きを一本化 予約制、職員の業務効率化も期待 鹿屋市役所
鹿児島県鹿屋市は、親や配偶者らが亡くなった後の遺族の行政手続きを一本化した専用窓口「おくやみコーナー」を本庁舎1階に新設した。予約制。複数課をまたぐ煩雑な手続きを効率化する狙い。 【写真】〈関連〉鹿屋市の位置を地図で確認する
市議会で議題に上がったことなどから、市は2020年に先進地を視察するなど検討を進めていた。1日設置し、「おくやみコンシェルジュ」と名付けた担当職員が対応。市民課の臼口哲郎課長は「市民に負担なく利用してほしい。職員の業務効率化にもつながれば」と話した。 利用時間は午前8時半~午後5時。予約は4開庁日前までに、専用窓口に直接または電話(午後4時半まで)で申し込む。市ホームページでも受け付ける。専用窓口=0994(31)1176。
南日本新聞 | 鹿児島
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