ソフトバンク2位の神奈川大・庄子雄大は神宮大会出場逃す 4打数無安打に終わり「悔しい」と涙
◇関東地区大学野球選手権 準々決勝 横浜商大4―1神奈川大(2024年11月7日 横浜) ソフトバンクからドラフト2位指名を受けた神奈川大の庄子雄大内野手(4年=横浜)は「1番・遊撃」で出場したが4打数無安打。チームもリーグ戦では2戦2勝だった横浜商大に逆転負けを喫して明治神宮大会出場へは届かず「悔しいしチームに申し訳ない」と涙した。 50メートル5秒7の俊足を生かすことすらできなかった。「自分が出れば流れを変えられたかもしれない」と悔やんだようにフライアウトが2打席。2点を追う8回は先頭としてチャンスメークに期待がかかったが一ゴロに倒れた。これが大学最終打席となり「先頭が出ればなにか変わったかもしれなかった。ずっと任せてもらってきた1番としての仕事ができなかった」と悔やんだ。 分厚い選手層を誇るソフトバンクだがすでに「周東2世」として期待される。リーグ戦通算57の盗塁企図で成功54と驚異の成功率(94・7%)を誇った俊足を武器に「同じショートには偉大な今宮さん、目標の盗塁王を獲るためには周東さんがいるのでこの2人を超えられるようになりたい」とプロでの活躍を誓った。